Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

肉食と草食

長男の恐竜ブームは,1年以上経った今でも衰えるところを知らない。


この1年間,私もかなり図鑑やカードを見せつけられたこともあり,だいぶ詳しくなった。保育園の行き帰りには互いに恐竜クイズを出し合う。


例えば,

「テリジノサウルスの爪の長さは何センチ?」

「中国で見つかった竜脚類は何?」

など,かなりマニアックである(ちなみに前者は90センチ,後者はマメンチサウルス)。


ただ,単なる暗記マニアになってもつまらないので,次のような質問をしてみた。

恐竜って,骨しか残ってないのに,どうして肉食だった,とか,草食だった,とかわかるのかな?


最初の答えは,

図鑑に書いてあるからだよ


だった。そこで,

図鑑を書いた人は,どうしてわかったのかな?


と聞くと,ようやく質問の趣旨は理解できたようである。恐竜は大昔に絶滅し,誰も直接見た者はいない,ということぐらいはわかっている。次の答えは,

「こわい」骨が肉食で,「やさしい」骨が草食


だった。問題は,「こわい」「やさしい」をどうやって判断するのか,である。そこを問うてみると,

ぼくなら,わかるよ


という。気持ちはわかるが,それでは問いに答えたことにならない。