今日は，保育園の発表会。ここしばらく，期末試験で湿りがちだった気持ちを吹き飛ばしてくれる痛快なイベントであった。
毎度のように，０歳児から順に，学年単位に出し物を行う。全体でも30分で終了する程度のプログラムである。しかも，そのほとんどの時間は，入退場を含む段取りタイムであるから，正味，各学年の発表時間は２，３分であろう。
今回は，先生も準備に気合が入っていたようで，これまでのものと比べて工夫が凝らしてあったように思う。しかも，保護者たちも，今回は集まりがよく，今まで見たことないほどの聴衆が狭い広間に集まり，田舎で行われる市会議員の選挙演説会のように，みんな床に正座やあぐらをかいてぎっしりと座った。
息子は２歳児クラスだから，登場は３番目。配役はタヌキ。ほかにもリスやらトリが出てくるのだが，誰一人脱落することなく，最後まで演じきることができた。しかも，思ったよりもちゃんとした衣装だったので驚いた。ふつう，幼稚園や，公立の保育園だと，こういうときの衣装などは親が作っていくのが当たり前のようで，親の負担がけっこうかかるものである。しかし，うちの保育園ではまったく用意しなくてもよい。聞いてみると，先生たちも一部は家にもって帰ったりして作ってくださったらしい。まったく頭が下がるところである。
