明日から後期が始まるが,現時点でどの科目を履修するか,というのは最終的に決めていない(だいたい決めたけど)。
夏休み中はほとんど大学に行っていないが,たまに行くと9月以降の話題の中心は,「後期,何取る?」というものだった。1年次は全科目必修だったから,そのような選択の余地はなかったし,2年次前期も選択科目はあったけれど,実際の選択肢は少なく,それほど迷うことはなかった。
ところが,今期は比較的バリエーションも多く,悩む余地がたくさんある。つまり,
- 「A群から1科目,B群から1科目」などといった制約条件がある
- 3年次にビジネスロー・コースというものに行こうとすると,前提となる履修科目が出てくる
- ここでの履修選択が,新司法試験での選択科目に強く影響する
- 時間割の工夫次第で,3年生向けに開講されている科目が履修でき,そうすると,3年次後期が楽になる
- 自分の生活環境の都合上,1限と5限はできるだけ避けておきたい
など,いろいろな条件が出てくるので悩みも深まる。実際,友人らと少し話をしてみると,「あー,そういう方法もあるのね」と感心してしまって,また考え直してしまったりする。
それでも,本学は早稲田,慶応,中央などといった大規模ロースクールではないから,バリエーションは少ないほうだと思う。その割にはいろんな科目を開講してくれるから良心的だと思う。実際に,昨年は1名,2名しか履修していない科目もいくつかあったようだ。
結局,当たり前のことだけれど,検討すべき要素は,
- 新司法試験での選択科目を一本に絞って,履修科目数を少なくするべきか,それとも今期までは広めに張っておくか
- 個人の学問的好奇心追及を優先するか,やはり司法試験科目にできるだけ関係の深い科目に注力するか
- 各曜日に分散するようにするか,特定の日にできるだけ集中させるか
などといったことを検討して,バランスを取るのだろう。