ここ数ヶ月ぐらい,毎晩,長男が寝る前に,妻か私のどちらかが絵本を読んでやることになっている。
できるだけ同じ話にならないようにするために,隔週で図書館に通って,毎回3,4冊ぐらいの絵本(と,それに加えて将棋の本を2,3冊)を借りてくるようにしている。
子どもの頃に接したことのあるむかしばなしを見つけると,積極的に借りるようにしているが,その中でも最近,印象に残ったのは,
- 作者: 松谷みよ子,瀬川康男
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2002/12/01
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 松谷みよ子,瀬川康男
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1967/10/01
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 新美南吉,箕田源二郎
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1969/03
- メディア: ハードカバー
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
である。いずれも,初版が1960年代ごろでオリジナルに近く,ヘタにストーリーがアレンジされていない*1上に,絵がとてもいい。特に,最後の「ごんぎつね」の挿絵については,新美南吉さんと同世代の画家の手によるものだ。
「ごんぎつね」ぐらいの長い話だと,全部読み終えると,こっちが疲れてしまう。単に読み上げたことによる疲れに加え,何ともいえない切なさが,それ以降何かしようという気を失わせてしまうようだ。
ところで,次男ももうすぐ2歳なので,少しずつ絵本に親しませようとは思うのだが,今のところ,まったく興味がなさそうである。絵本を読み始めても,すぐにスタスタとどこかへ去ってしまう。
*1:オリジナルでは,重要な登場人物が死ぬところ,死なない設定になっていたり,無理やりハッピーエンドになったりするものもあるようである