ここ2,3年のうちにベビーカーの国内マーケットは大きく変わったといえるだろう。
わが家では次男が生まれたことで,しばらく眠っていたベビーカーが復活しているが,長男が誕生した頃のベビーカーのマーケットは,「コンビ」か「アップリカ」が多くのシェアを占めていたものと思われる。
ところが,最近,街に出てみると,圧倒的に「マクラーレン」のベビーカーだらけである。特に,二子玉川の高島屋ではその傾向が強い。すれ違うベビーカーの10台中8台から9台は「マクラーレン」で,80年代末から90年代初頭にかけてのF1を思い出させるほどの台頭ぶりである。
傍から見る限り,機能面はよくわからないが,デザインはいい気がする。そして,「愛車はマクラーレン製」というのは,お父さん心をとらえる。
もっとも,わが家が買い換えるかというと,まあ,ありえない。確かに,2年以上眠っていたベビーカーを取り出した頃は,キーキーと変な音がして,「やっぱりダメかなあ?」などと思ったが,わずか数百円「KURE 5-56」に投資して,車輪のあたりにさしただけで,とても快適になった。やはり,5-56は優れモノである。