Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

寝ながら歩く

子どもはどこでも寝られるものだが,寝ながら歩くこともできる。


今日のように天候が悪く,外に出たいのに出られなくて・・という日には,あてもなく息子と電車に乗ったりする。しかし,電車に乗ってると,気持ちいい揺れの所為か,寝てしまうことも多い。これまでは,起こすと不機嫌になるから,なんとか担ぎ上げてきたものの,体重15キロぐらいになってくると,寝た子を抱えて荷物を持ったまま混雑するターミナル駅を歩いたり,階段を上り下りしたりするのは大変である。


今日は,井の頭線渋谷駅到着間近のところで寝られた。渋谷で井の頭線から田園都市線の乗り換えは,息子を抱えたままではかなり気が重い。仕方なく,「着いたぞ,起きろ」と手を引っぱったところ,目を半分閉じたまま歩き出した。


エスカレーターや,階段では足を踏み外しそうになるなど,かなりフラフラで危険だったが,担ぎ上げることを思うと,かなり楽である。そのまま乗り換えて電車に乗ると,自分で空いてる席を見つけて座って,1秒後にはまた寝てた。そしてまた,次の乗り換えでも,寝たまま歩いていた。


30分後ぐらいたって,歩いている途中に急に足取りがしっかりしたな,と思ったら,歩きながら起きた。「あれ,シブヤは?」と聞いてきたところをみるかぎり,やっぱり本当にフラフラしながら歩いていたときのことはまったく覚えてないらしい。