「声に出して読みたい日本語」シリーズで有名な斉藤孝氏の絵本を図書館で借りたのだが,息子が気に入っている。
- 作者: 斎藤孝,つちだのぶこ
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 2003/01/01
- メディア: 大型本
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昔から言われていることば遊び(付け足しことば)が絵とともに載っているが,なかなか楽しい。例えば,
- 「その手は桑名の焼蛤」
- 「恐れ入谷の鬼子母神」
- 「すいませんねん 亀は万年」
- 「嘘を築地の御門跡」
- 「あたりき車力のコンコンチキ」
などである。これらは語呂がよいので,自然と息子も口ずさんでいたりする(使う場面は適当とは思われないが)。そして例によって,
- 「コンコンチキってなに?」
- 「あたりき,ってなに?」
などと親を困らせる質問を連発してくる。
この絵本を気に入ったワケは,今でもお気に入りの「にほんごであそぼ」のかるたと同じことばがいくつも出てくるからである。例えば,「おっと合点承知之助」「平気の平左衛門」「結構毛だらけ猫灰だらけ」「何か用か,九日十日」などは,かるたにも,この絵本にも出てくる。
・・と思って,少し調べてみたら,「にほんごであそぼ」のかるたも例の斉藤孝氏が監修をしているようだ。