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弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

おっと合点承知之助

「声に出して読みたい日本語」シリーズで有名な斉藤孝氏の絵本を図書館で借りたのだが,息子が気に入っている。


おっと合点承知之助 (声にだすことばえほん)

おっと合点承知之助 (声にだすことばえほん)

昔から言われていることば遊び(付け足しことば)が絵とともに載っているが,なかなか楽しい。例えば,

  • 「その手は桑名の焼蛤」
  • 「恐れ入谷の鬼子母神
  • 「すいませんねん 亀は万年」
  • 「嘘を築地の御門跡」
  • 「あたりき車力のコンコンチキ」

などである。これらは語呂がよいので,自然と息子も口ずさんでいたりする(使う場面は適当とは思われないが)。そして例によって,

  • 「コンコンチキってなに?」
  • 「あたりき,ってなに?」

などと親を困らせる質問を連発してくる。


この絵本を気に入ったワケは,今でもお気に入りの「にほんごであそぼ」のかるたと同じことばがいくつも出てくるからである。例えば,「おっと合点承知之助」「平気の平左衛門」「結構毛だらけ猫灰だらけ」「何か用か,九日十日」などは,かるたにも,この絵本にも出てくる。


・・と思って,少し調べてみたら,「にほんごであそぼ」のかるたも例の斉藤孝氏が監修をしているようだ。