Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

保育園パパ

8時半前後は,保育園へのお届けラッシュだが,最近,見送りにパパが登場する割合が高いように感じる。


昨日は,たまたま私を含めて5組の親子と会ったが,すべてパパが見送りに来ていた。しかし,こういう状況を見て,「最近の父親は,比較的子育てに協力的である」などと安易にコメントするのは危険である。


というのも,そもそも「協力的」であることは当然なのであって,「ちょっと送り迎えしただけで,家事育児全般に協力していると思ってもらったのでは困る」という女性陣の声が聞こえてくることは明らかだからだ。もちろん,送り迎えをしている他の家庭の父親が,それ以外のことも全般的に協力し合っているかどうか,というのはわからないけれど。


それはともかく,子どもは一人だけでも,共稼ぎ家庭にとって(わが家はシングルインカムだが)かなりの負担である。これでは,なかなか2人目,3人目,と続く家庭が増えないのもわかる気がするし,そうなるとますます少子化が進むだろうなあ,と。


こうした苦労を直接経験してきただけに,最近では,首尾よく法律家になって社会に復帰したいと思う反面,少子化対策育児支援などの活動にも何らかの形で関われればなあ,と思う。