アマゾンの注文履歴やKindleのライブラリを眺めながら,仕事以外で,今年読んだ本で印象に残ったものを振り返る。
ここ2,3年,老眼が進行したため,紙の本は仕事上必要なものに限定し,Kindle版が出ているものに限って買っているので,Kindleのライブラリをみれば,自分の読書ログがだいたいわかる。
ビジネス本関係
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
今年の ベストセラー。言いたいことをもう少しコンパクトに言えるのではないかと思ったけど,重要な視点を与えられた。
THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス
- 作者:福田 康隆
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2019/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
SaaS,サブスク業界では広く知られている。この分野の仕事をするならば読んでおいたほうよい。
同上。上記とどちらか一冊といえば,「ザモデル」かな。
小説
平野啓一郎作品の中で今のところ一番の推し。弁護士が重要なキャラクターとして登場する。
ピアノコンクールものを小説でどう表現するのか興味深かったけれど,まるで音が聞こえてくるような表現力だった。この小説を読み終えてから1,2カ月,自分のプレイリストはジャズからピアノに変わってしまったままだ。
小説ではないけれど,これは一度読んでみたかったやつ。この本を読む直接的なきっかけとなったのは,団鬼六と小池重明の関係を書いた次の作品を読んだこと。
さらに,赦す人を読んで,団鬼六作品に興味を持って(SMではなく)次の作品を読んだ。
団鬼六の父が語ったストーリーがベースとなっている。
このほか,今年は,今さらながらハゲタカシリーズ(真山仁)や,松本清張,山崎豊子など,比較的定番ものをたくさん読んだ。
戦争もの
毎年8月ころになると読みたくなる戦争もの。感想は控えるが,今年読んだもの(小説含む。)はこんなところ。
オマケ
アマゾンの購入履歴を見ていたらとんでもないものを1月に発注していた。
これは知人の弁護士の移籍祝いに(移籍先は,今年誕生したビジネス系事務所で大きな話題となった事務所)何が欲しいかと聞いたところ,印象に残るものがいいと言われたので,ずいぶん苦労して選んだもの。エントランスに置いて,守護神として活躍してもらいたいとの願いを込めたが,あいにくあまり歓迎されず置き場に困っているらしい。