将棋の世界にも,「羽生世代」に代表されるように,同世代が切磋琢磨して競い合う場面がよく見られる。
長男がいる小学4年生も,なかなか粒ぞろいで,見ていて面白い。
別格なのは,すでに奨励会に入り,その後も勝って関西奨励会5級のF君。そのほかにも,青森には強い子が少なくとも3人(I君,K君,O君)いて,各所で長男もやっつけられている。
身近なところでは,東京のS君。これまで倉敷王将戦予選などで負けて,初手合いから3連敗だった。研修会の入会試験で対局したところ,先輩の意地(?)を見せて初勝利。S君はC2クラスに編入された。
さらに身近なところでは,ずっと一緒に指してる神奈川のK君。同じ道場に通って,同じタイミングで研修会に入って,切磋琢磨し合っている。自分の成績よりも,相手の成績を知りぬいていて,「あと○勝すると,あいつは昇級しちゃう」などと言っている。それだけ互いの成績を意識しているので,不思議なことに昇級のペースもほとんどシンクロしている(下表)。
長男 | 時期 | K君 | 時期 |
---|---|---|---|
D2入会 | 5月1回 | E2入会 | 5月1回 |
D2→D1 | 7月1回 | E2→E1 | 7月1回 |
D1→C2 | 7月2回 | E1→D2 | 8月1回 |
C2→C1 | 9月1回 | D2→D1 | 9月2回 |
C1→B2 | 1月1回 | D1→C2 | 1月1回 |