今日は,研修会の試験1日目だった。
今年の2月,小学校名人戦の都予選で残念な敗退をした直後に,突然「研修会に入りたい」と言い出した。研修会以外にも三茶,蒲田で,強い子たちと指す機会に恵まれていたし,日曜日(研修会は第2,第4日曜日に行われる)のフットサルの練習に行きたがっていたので,これまではほとんど研修会には目を向けていなかったが,自分の知ってる子どもたちが続々と入っていったことや,ライバルの各大会での活躍などに刺激を受けたというのが心変わりの理由のようだ。
ところが,申し込んでみたところ,定員いっぱいだからしばらく待ってくれ,という返事。
忘れたころに連絡が来て,試験日が4/22と5/13と指定された。この2日間で合計8局対局し,初期のクラスが設定される。示し合わせたわけでもないが,ずっと同じ道場,同じ学年のライバルK君も同日に試験を受けることになった。
受験には「履歴書」を提出しなければならない。写真を用意するのを当日朝まで忘れていて,駅で3分間写真を撮り,コンビニで鋏を買った。自分の就職活動のころと行動パターンが変わらない・・ それにしても,研修会に入るのに家族の年齢,親の職業などが必要なんだろうか?(おまけに身元保証書の提出まで求められる。思わず「身分保証ニ関スル法律」の条文を引いてしまった。)
朝9時に千駄ヶ谷に送り届けて,幹事の大島先生,飯野先生にご挨拶。「棋力は?」と聞かれ,K君と二人そろって「蒲田で三段です。」と答える。「じゃあ,Eクラスから様子を見よう」ということになる。
9時半から朝礼が始まり,5分ほど,こそっと覗いた後,退出した。80人くらいいて,4階の対局室がぎっしり。雰囲気的には中学生と小学生が半々くらいで,4年生(数名いる)がほぼ最年少か。3時過ぎに迎えに来るまで対局の様子はわからず。
結果は,○○○○と4連勝の幸先よいスタートだった(相手はいずれもE1またはE2)。次回はDクラスと対局することになったようなので,指し分ければDからのスタート,といったところだろうか。
長男が書いた日記には,昼の弁当のことがずらずらと書いてある。友達もたくさんいたし,弁当タイムが楽しかったようだ。
あと,中学生と対局した1局は,いわゆる「友達を無くす手」を連発して,完全に抑え込みに入ったところ,相手から舌打ちや,激しい駒音が入ってきて,「殴られるかも」とビビったそうだ。真剣度合いが普段の道場とは違うので,いい経験になっただろう。
帰宅途中で,iPhoneで棋譜を1局ずつ再現して保存していた。正確かどうか知る由もないが,いちおう,ちゃんと再現できたようなので,慎重に,丁寧に指す,という目標は達成できたのかもしれない。