昨日，Twitterで話題になった47NEWS編集部アカウント騒動。
47Newsとは，共同通信や全国の新聞社の記事を束ねたニュースサイト。47Newsの公式ツイッターアカウントはあるが，それとは別に，「47NEWS編集部公式」のツイッターアカウントがある（正確には「あった」）。
アイコン画像といい，語尾に「にゃー」とつけたりするなど，「ゆるキャラ」を売りにしていたのだろうが，その編集部公式アカウントから，昨日，例の英国人女性殺害事件に関し，問題ツイートが出てきた。
事の経緯は，こちらの記事に概略が書かれている。
http://www.j-cast.com/2011/07/22102238.html
同事件の裁判員裁判の判決が出された翌日にした
人殺しを自分の名誉と共に必死になって守らなければならないなんて、弁護士も因果な商売だニャー。
と，
リンゼイさんのお父上、申し訳ないが日本で無期懲役とは事実上の無罪放免なのですにゃ…
の２つのツイート。この内容がいかにトホホなものであるかは，ここでは言及しない。
このアカウントには，
このツイッターは47NEWS編集部の記者とスタッフによるものですが、会社の公式な見解とは必ずしも一致するものではございませんのでご了承下さい
という注意書きはついている（正確には「ついていた」）が，そのような見解を持っている記者とスタッフがいることは間違いない。ふーん，そういうマインドで取材したり，記事を書いていたのね，と。
その後，あちこちで晒されて批判を受けていただが，問題はその後の対応。
数時間後に，上記２つのツイートが削除され，さらにその数時間後，アカウントそのものが削除された。
そのツイートに問題がないというのであれば，批判に対して反論すればよいし，間違っていたというのならば，ちゃんと撤回なり謝罪なりすればよい。言論の中心にあるはずのマスメディアとして，なんとチキンなことか・・
