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弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

群雄割拠の世代?

今日は,さいたまの小島先生主催の大会へ。


大会の名称は,「第1回低学年ドラ王座戦」という。小島先生が声をかけたところ,関東近県(宮城含む)の1都6県から低学年のA級(有段者)が15人,B級(級位者)が18人参加した。今回のメンバーは,普通の大会では滅多に揃わないような強豪ぞろいだった。長男もA級でエントリした。


A級の何人かは,先月から行われている倉敷王将戦予選で代表切符を手に入れた子たち。その他に,おしくも代表入りを逃した子たち,昨年の代表として上位に入った子たちも数名が含まれる(うちも後者には入るのだが・・)。代表組にとっては,来月行われる倉敷本戦の前哨戦になる。代表入りを逃した子たちにとっては,リベンジの場にもなる。


こういう場を用意してくださった小島先生及びスタッフの先生方にはホントにいつも感謝。


低学年なので,1学年の差は大きいとはいえ,A級参加者のほとんどが3年生だった。客観的にみて,今の3年生は層が厚い。


A級は2つの組に分けて,スイス式5回戦を行う。ほぼ総当たりになる計算。そして各組上位2名が決勝トーナメントを行って優勝者を決定する方式だった。大会参加の総人数が多くないので持ち時間は15分だし,対局数も多めだ。


長男の初戦の相手,栃木代表の子には勝ったが,二戦目,東京の2年生に負けて早くも黄信号(大会・道場を通じて,初めて自分より学年が下の子に平手で負けた経験だったようだ)。その後,宮城代表の子らに勝って,なんとか4勝1敗で決勝トーナメント出場となる。


トーナメント出場4名のうち,3人が東京の三年生。1人は倉敷予選の代表を決めたS君で,もう1人は前から何度か戦ったライバルのO君。O君も,長男も,倉敷予選ではS君に負けて代表入りを逃している。


準決勝はO君と当たったが,勝って決勝進出。予想どおり決勝の相手はS君。決勝戦は,記録係についてもらうなど,少し豪華な仕様で行われた。序盤,相手の右四間飛車の攻撃に押されながらも,うまく切り返して,逆に押し込んで優勢・・と思ったが,最後は秒読みに追われながら再逆転を許して負け。S君の優勝。


O君とS君は,予選で当たったときはO君が勝っているので,結局この3人は三つ巴の結果ということになった。当たった順番,勝った順番によって順位は違ってしまったが,今のところそれほど力の差はないのだろう。これからもこの3人は色んなところでぶつかって切磋琢磨していくことを期待したい。そしてS君には,倉敷本戦であの粘り強さを発揮して優勝してもらいたい。