Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

恩師の還暦祝い

今日は大学・大学院時代の研究室教授の還暦祝賀会ということで地元名古屋へ。


大学4年のときの1年間と,修士の2年間,合計で3年間研究室に所属していたのだが,私はマジメな学生ではなく,あまり研究室に寄り付かないタイプの学生だった。なので,タイトルには「恩師」と書いてみたものの,3年間の研究室での生活は,スピリッツやジャンプを読んでいたことくらいしかあまり記憶にない。卒業後の進路は,だいたい大学とのパイプを利用して,リクルータ経由で就職先を見つけるのが通例だが,私だけ独自開拓していたし,しかも,卒業以来,15年,一度も研究室に顔を出していない。


とはいうものの,引越するたびに,連絡先の変更を行っていたら,数か月前に還暦を迎えられること,祝賀会を開催するという連絡をいただいた。この会の幹事は,その研究室のスタッフ(准教授)で,私が学生だった頃,博士課程だった先輩と,私の同期だった。というわけで,久しぶりに行ってみようという気になった。


会には,50名ほどが参加した。名簿の順番からすると,私がだいたいちょうど卒業年度的に中間くらいに位置する。3年間しか研究室に在籍していないから,知っているのは自分のプラスマイナス2年の世代と,当時の教員。卒業後に会った人はひとりもいない。


ただ,それだけのブランクがあっても,顔を一目見ると思いだす。互いに歳はとっても,雰囲気は変わらないものだ(名前が思い出せなかったりすることはあるが)。当たり前だが,大学教員とメーカー研究職・技術職の方が多い。それだけに,共通の話題があるか?と心配したが,コンピュータ将棋の世界で活躍中の先生とはもちろん話は盛り上がるし,テレビ局に勤めている方とはまねきTV事件判決の話題で盛り上がる。その他の方とも,なんだかんだいって技術系,知財系に縁の深い仕事をしているお陰で,あっという間に2時間以上が過ぎた。


次にこういう場があるのはいつのことかわからないが,今回誘ってもらえたことに感謝。そして,日曜日を一日費やして名古屋と往復した甲斐があった。