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弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

彩の国小中学生名人戦

今日は長男が彩の国・小中学生将棋名人戦@浦和に参加した。


日本将棋連盟の埼玉支部主催で行われるが,県外からの参加も可能な大会。小学生は,A級(三段以上),B級(二段から2級),C級(3級以下)のいずれかのクラスから選ぶ。昨年はB級に出場した。


http://d.hatena.ne.jp/redips/20091103/1257254012


今年は,A級にチャレンジ。千駄ヶ谷での認定では二段のままだし,その他でも特に段位を持っているわけではないので,「過大申告」ということになるが,強豪にもまれるのは良い経験。


しかし,県外からも参加可能とはいえ,三段以上の小学生なんて,そんなにいるんかいな?と思って会場入りしてみたら,なんと30人ものエントリがあった。B級も,昨年は30数名だったところ,今年は55人。小島先生を始め,運営者の皆さんには毎度のことながら,本当に頭が下がる。


三段以上の小学生(うちのように「過大申告気味」も含まれるが)が30人も集まる機会なんてほとんどない。埼玉県のほか,聞いた限りで,東京,神奈川,千葉,群馬,茨城からの参加者。関東の強豪の多くが集合,といった感じ。この2年,色んな大会に出てみたものの,まだまだ知らない子が多いな,という印象。低学年の子はうちの子を含めて3人か。


会場は,パルコ上にある浦和コミュニティセンター。ここはなかなかよい。会場を出れば,ゆったりと仕事をしたり,本を読んだりするスペースもあるし,もちろん,買い物したり,お茶したりする場にも困らない。今日は観戦&おしゃべり半分,仕事&読書半分で過ごした。


大会は,スイス式5回戦で行われる。結果的に3勝2敗だったものの,初戦で敗れているので,上位に食い込むことはできなかった。5局のうち,4局は初手合い。残る1局も,先週の交流戦以来の2局目,ということで,ふだんの馴染みの相手とは異なり,いい緊張感をもって対局したのではないかと思う。


初戦の負けは,時計を押すタイミングが遅くて30秒の秒読みに間に合わなかったという。周りで見ていた人によれば,勝負では勝勢だっただけにもったいない。sighの国。


A級参加者の実力は多少のバラツキがあるものの,ずば抜けた存在がいるわけではない,という印象だ。来年春に行われる小学生名人戦の各県予選も,だいぶ混戦になりそうだ。