Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

横浜名人戦B級

京急将棋祭りが土日もやっていることを知って,最終日の8/15に,出動してきた。


長男は,横浜名人戦のB級(初段から三段)に出場。一般の大会に出場するのは,昨年の目黒区の大会(そのときはわずか3人の出場者)以来のこと。私は,イベントの見学,次男の世話など。


会場に着くと,道場の先生も出場するとのこと(もちろんA級)。そのほかにも,何人か知った顔はいるが,子どもで大会に出るのは全般的に少ない。しかし,その中でも,椅子に正座,千葉のM君がA級に出場していたのは素晴らしい。


B級は,80人くらいの参加があった。先生によれば,「B級もかなり厳しいよ」とのこと。人数が多いので,4局指して,4連勝の人だけが決勝トーナメントに進めるという仕組み。


初戦の相手は,おじさん。中飛車に対し,居飛車の銀冠を組む途中,左金を6九から7八へと上がった瞬間に,5八の金が浮くことを忘れて,いきなり5八飛成と,金をタダでとられた上に,竜を作られるという投了級の必敗形。しかし,そこからじりじりと差を詰めて逆転勝ち。


二局目は逆に,相矢倉から銀得して必勝パターンから,逆転を許し,決勝トーナメント進出の夢を断たれる。どうも今回は将棋が荒っぽいというか波が大きかったようだ。


三局目は各替わり腰掛け銀と,相手が右玉。秒読みに入ってだいぶ長い将棋を続けていたが負け。四局目は,その日唯一の子供(中学生?)が相手だったが,優勢から逆転されかかるという危ない将棋を制して勝ち。結局2勝2敗。


私は,女流ペア将棋を,木村八段,熊倉女流の解説で見ていたが,木村八段の生解説が面白くて楽しめた。


会場は,お盆ということもあり,かなりの人出でにぎわった。いつもは子供とその親しか集まらないところにしか行かないが,こうして一般も含めた将棋人気は意外にあるな,と感じた。