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弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

第9回全国小学生倉敷王将戦(3)

滞在したホテルから会場までは徒歩10分弱。倉敷の美観地区を通り抜けて会場の芸文館へと向かうことになる。ホテルを出発するときに,ゲストの里見さんに会う。さすが,VIP待遇で,タクシーで会場へ向かわれた。


この大会は,全員が5局ずつ対局し,その結果で順位が決まる。

スイス式トーナメントと呼ばれる方式である。大勢の参加者が,できるだけ同じ対局数をこなして,かつ,順位が精緻に出せる方式なので,将棋大会でよく採用される。しかし,総当たりリーグ戦ではないので,やはり「誰と当たるか」というのは結果を左右する。


最初の対戦相手は受付でひいたクジによって決まる。幸い,同じ三茶道場の低学年仲間は番号が離れているので,一局目から対局することはなさそうだ。


対局は,持ち時間各20分,切れたら1手30秒未満で指すことになっている。小学生の大会における持ち時間としては比較的長い部類に入る。


午前中で4局消化し,昼休みをはさんで,最後の1局が行われる。このスケジュールからすると,昼休みの時点で全勝者(4連勝)は,16分の1の4人になるはずなので,優勝候補がしぼられることになる。


まもなく開会式。ゲストの有吉九段,里見倉敷藤花,菅井四段が登壇した。里見さん,背筋が伸びていて姿勢がよい。