Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

第9回全国小学生倉敷王将戦東京都予選大会

題記の大会(東京都予選)に出場。8月7日倉敷で行われる王将戦に出場できることになった。


この大会は,低学年,高学年に分けて,都道府県単位で代表が選抜され,全国大会が夏休みに行われる。東京都からは二人の代表が出場できるが,予選が終わるとトーナメント方式で行われるため,組合せの運による影響も大きい。昨年は,東京都予選の決勝トーナメント1回戦で敗れた。


http://d.hatena.ne.jp/redips/20090621/1245590353


昨年は,3年生の層が厚かった。逆にいえば,昨年の3年生が4年生となり,高学年の部で戦うようになったということは,うちの長男にもチャンスが出てきたといえる。


これまでの情報から察すると,3年生のM君が頭一つ抜きんでいるかなと思うが,小学館学年誌杯で戦った2年生のO君も相当強い。この二人からやや離れて,スーパー1年生K君,3年生のブンちゃん,2年生のtactlessさんちのたっくんあたりが追いかける展開かなと予想した。


大会は,まず,予選が行われる。2勝通過,2敗失格ルールで,まずは1局戦って,勝った者どうし,負けた者同士が対局することになっている。最初の対局は受け付け順で決まるようだ。


昨年は,低学年の部は27人の参加だったが,今年は18人まで減った。予選は9名通過し,その9名が決勝トーナメントを戦って代表の座2名を争う。


受付順は15番。そして,しばらくして16番の席に座った子を見てびっくり。なんと,3年生のM君だった。M君は,昨年の倉敷予選で決勝トーナメント1回戦で負けた相手でもある。予選だから,1敗までは許されるとはいえ,最初からあたるとは運が悪い・・


この対局は負け。いきなり後がなくなった。しかし,その後の2局はいずれも短手数,短時間で勝って決勝トーナメントに進出することが決まった。先ほど名前を挙げた5人は順当に決勝トーナメントへ。


わずか9人の決勝トーナメント。しかも2人が出場権を獲得するので,実際には,5人と4人の二つの山に分けて,それぞれで小さなトーナメントを行うだけである。どちらの山にだれが属するかは,代表決定に大きな影響を与える。


くじ引きの結果,最初の相手は3年生ブンちゃんに決まる。お父さん同士顔を見合わせて,「複雑ですねぇ」となる。しかも,ここで勝った場合の代表決定戦は,予選で負けたM君と,tactlessさんちのたっくんの勝者と戦うことになる。かなり手ごわいブロックとなってしまった。


ブンちゃんとの決勝トーナメント1回戦は何とか勝って,いよいよ決定戦。相手は,M君。大会,練習を通じて勝ったことのない相手なだけに,あまり期待できない状況。そんな中,もう一つの山では,早々と2年生のO君が,1年生K君を破って代表の座1つ目を確保した。


対局室の外で待っていたが,ときどき,観戦していた友だちが状況を報告しに来てくれる。


しばらくして二人に近づいたら,何やら会話をしている。感想戦の最中だったようだ。昨年と,予選1局目のリベンジを果たし,代表になれたようだ。東京の代表は2年生二人という結果に終わった。


高学年の結果も気になるところだったが,人数も多く,1局も長いので,まだまだ終わりそうになく,会場の日本青年館を後にした。


これまで毎回東京代表は,本戦でも上位に食い込んでいるだけに,東京代表に恥じぬよう,がんばってもらいたい。


そして,もう一つ嬉しかったのは,同じ日に行われた神奈川県予選で,高学年で一人,低学年で二人,同じ三軒茶屋道場の子が選ばれたということ。ふだんからいつも対局している仲間が,倉敷に行っても一緒に戦えるということで,かなり心強いだろう。


これで夏休みに向けて大きな目標ができたことだし,ますます力が入ることだろう(私も?)。