本日,短答試験の合格発表があったようだ。
http://www.moj.go.jp/content/000048307.pdf
毎年話題になる「足切りライン」は,昨年と同じ215点。私のときは210点だったことを思えば,だいたい毎年そのあたりで落ち着いているのかも。
短答試験の合格者数は,5773人で,過去最高(昨年5055人)。合格者平均年齢は30.8歳で,昨年の30.4歳と比べると,若干,上昇している。これも,受験者が滞留していること,受け控えが増えている影響だろうか(でも,私が受けたときを見たら,30.16歳とあったので,たいして変わっていない。)。
先日も書いたが,受け控え率がどんどん上昇している。今年は,26%もの人が,願書を出しながら,当日受験しなかった(この方法だと,受験した扱いにならず,回数制限にカウントされない。)。
なお,法科大学院別の集計は,野田弁護士の下記ページがわかりやすい。
http://www.locolo.jp/blog/archives/343
これを見ると,4割以上もの人が受け控えした大学が8校もある。分母を小さくすれば,合格率も上がるかというと,結局そうでもない。