Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

将棋ランド最強戦

将棋SNSの「将棋ランド」。ここが主催する第一回の将棋大会が行われた。


初めての大会だが,クラスがかなり細かく分けられており,運営も大変だっただろうと思う。しかし,こうやって新しい大会が誕生するのは大歓迎である。親子そろっての参加という家族もたくさんいた(C級(級位者)は参加者数が少なかったので,私も出ればよかったな,と後から思ったが)。


長男は,小中学生の部に出場。この中では特にクラス分けがされていなかったので,強い子,そうでない子が混じっているかと思ったが,有段者(小学生名人Y君ら)は,大人のA級,B級に挑戦している子たちも結構いたし,逆に,C級へ流れた子もいるので,適度なメンバーがそろったのではないか,という感じだった。


対局の様子は全く見ていなかったが,今日は冴えなかったようだ。予選は,千駄ヶ谷の段級で,1級・二段・初段を相手とする三局で,いずれも千駄ヶ谷などで当たったことがある相手だったが,○●●の1勝2敗であっさり予選敗退。


それはそれで実力だし,ちょっと残念だったね,という感じだったのだが,帰りに「そういえば(負けた対局では)どれくらい時間使ったの?」と聞いてみた。持ち時間は30分と子どもの大会にしては長め。


「2局目は21分余って,3局目は25分余った。」


これではダメだ。しっかり考えずに指していたことがバレバレである。大会によっては,時間をしっかり使い切って,秒読みまで持ち込んでいるときがあるが,そういうときほど結果も良かったりする。まあ,時間を使い切ったら勝てたのかというわけでもないが,ちょっと甘く考えていたことは本人も認識していたようだ。せっかく有段者相手に真剣勝負できる機会なのに(というか,大会に参加することの意義はここにこそあると思う。)もったいない。次以降はしっかり考えるようになってもらいたいところだ。


そんなわけで,わが家にとっては,午前中で終わってしまった大会だが,私は待ち時間にぷーくんや,ぶんちゃんのお父さんと対局させてもらって,それなりに楽しく過ごした。特に後者の対局は,かなり白熱したし,初手から最後までしっかり感想戦をやった(こんなこと初めて)。