今年も,棋士賞金ランキングが発表された。
http://www.shogi.or.jp/topics/2010/03/200920.html
タイトルを4つ保持する羽生四冠が12年連続の一位(約11000万円)。続いて,優勝賞金3900万円の竜王戦を防衛した渡辺竜王(約5600万円)。
ここの「賞金・対局料」には,イベント等のギャラや,指導料,出版物の原稿料,印税などが含まれないのは明らかだが,順位戦のクラスごとに支給される固定の手当てが含まれるのかどうかわからない。
上位陣の顔ぶれはほとんど変わらないが,A級に復帰した高橋九段,井上八段,B1に昇級した松尾七段のランキングが上昇しているのが目に付く。
やはり上位20名のボリュームゾーンは30代で,40代といえば,谷川九段,高橋九段,井上八段,森下九段,(佐藤九段も?)で,20代が渡辺竜王,阿久津七段,山崎七段,松尾七段に限られている。50代以上及び10代はいない。