Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

子どもにケータイを持たせると

子ども,特に小学生とケータイ所持の問題については,議論のあるところだが,わが家は小学校入学と同時に持たせている。


やはり学校から帰宅後,ひとりでバスに乗って道場に行ったり,電車に乗ったりすることがあるが,何かのアクシデントに備えて持たせるのも致し方ないと思っている。ただ,まだメールの使い方は知らず,親への通話専門である。


毎日,道場に到着すると,「着いたよ」と妻に電話をかけさせる。ただ,妻が会議中などで電話に出られない時は,かわりに私にかかってくることになる。


だいたい1週間に1回から2回,私にかかってくるが,私が出ないと途方に暮れるといけないので,できる限り出るようにしている。


もともと長々と話す性格ではないので,9割以上は「着いたよ。」「気をつけて。」「わかった。」だけの会話で終わる。ちょっと変わった会話といえば,


「今,家に帰ってきて,道場に行こうと思うんだけど,ズボンが下がってくる」


どうやら,ズボンのゴムが切れたか,外れたらしい。「じゃあ,違うズボンに替えて行きな」と答える。また,ある日は,


「今,道場着いたけど,帰りのバスに乗れない」


どうやら,バスカードの残額がなく,代わりのカードも持たせていなかったらしい。「悪いけど,先生にお願いして110円借りなさい」と答える。先生には,将棋以外でもいろんな面で甘えっぱなしだ。