最近,題記の文庫版が出たので一気に読んだ。
泣き虫しょったんの奇跡 完全版<サラリーマンから将棋のプロへ> (講談社文庫)
- 作者: 瀬川晶司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/13
- メディア: 文庫
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以前に,
http://d.hatena.ne.jp/redips/20080905/1220624567
で書いたように,オリジナル版は1年半ほど前に読んだ。そこに登場する棋界の状況や,プロ棋士は,前回読んだときにはあまりイメージできなかったが,今読んでみると,豊川七段,田村六段に関する記述など「あぁ,なるほど」と理解できる部分があったりする(別に個人的に親交があるわけではないけれど)。
そして,「完全版」と書かれているのは,フリークラス脱出(C級2組への昇級)に関する章が追加されているからなのだが,ここはかなりあっさりしていて,「完全版」に期待した向きからすると,少々物足りない。
とはいえ,前回読んだのは図書館から借りて読んだだけなので,いつか長男にも読ませてみたい本であることには変わりがない。