Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

2月の千駄ヶ谷

しばらく封印となっていた千駄ヶ谷。ずいぶん久しぶりに来たな,と思ったが,6週間ぶりのことである。


本日は,私も参戦。割と調子がよく,級位認定中の相手を除けば5勝1敗。


長男は,同じく,認定中を除くと,10勝3敗(初段後通算84勝67敗)。二人とも次回に昇級(昇段)の可能性を残した。たらればの話をすると,途中で三段相手に香落ちで負けているが,ここを勝っていれば昇段が決まっていた。三段相手に香落ちで勝てないことには,なかなか二段になれないようだ。


本日のエピソードその1

私が対局中,盤の間の通路を歩いているおじさんが「ったく,おかしなヤツとばっかり,あてやがるな」とブツブツ話しながら手合いカードを持って歩いて行った。その声に気づいて顔をあげると,そのおじさんの後ろに長男がカードを持ってついて歩いている。なるほど,おじさんからすると,長男のようなチビは「おかしなヤツ」になるわけだ。私は対局中だが,心の中で「勝てよ」と応援し,自分の対局が終わると見に行った。たまたま終局の場面は私も見たが,そのおじさん,投了するやいなや「いやー,小さい子だと思って,ついつい本気になれなくて・・」などと。


同その2

私くらいの棋力だと,相手方の7-8割は子ども(小学生)。三軒茶屋道場での様子と比べると,子どもたちの対局マナーが悪い(もちろん問題がない子もたくさんいることをあらかじめ断わっておく)。ずっと鼻唄を歌ってる子,持ち駒を握ったままの子,指した手をすぐに戻そうとする子,ひどいのになるとこちらの考慮中にずっとマンガを読んでて指したことに気づかない子・・。特に今日は何度も何度も手を離しては指し直す子がいて,こちらの集中力もそがれるので,たまらず「いちど手を離したら,もうやめなさい」と注意。そしたら,駒を動かすときに指を駒にくっつけたまま,ずっと考え続けるようになった。うーん・・