Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

次年度のTAに向けて

先日も書いたとおり,比較的順調にTA活動は定着しつつあるのだが,次年度に向けた悩みがある。


もともと,有志数名に声をかけてボランティアで手伝ってもらっているだけなので,すべての学生に等しくサービスすることはできない。そこで,初年度は,未修1年生を中心にサポートを行うことにした。


その結果,だいたいどの未修1年生も,誰か一人のTAにつくことができたようだ。他方,2年,3年の方々にはほとんどサポートの手が回っていない。


さて,まもなく法科大学院の期末試験の時期だが,次年度のことも考えなくてはならない。さしあたり,新62期の新人弁護士の方には,こんど入学してくる未修1年生のサポートをお願いしようかと思っているが,こんどは2年生をどうするかが悩ましい。


多くの法科大学院と同様,わが母校も,2年次になると,既習者が多数入学し,合流してくる。だいたい1学年の人数が3倍くらいになる。とはいえ,サポート側(TA)の人数は増える予定はない。受け持つ学生の数を増やすのは現実的には難しいので,抽選などでメンバーを決め直すか,制度の建付けを「未修者の支援」であることにして,このまま続けるか・・


この仕組みが始まって,半年足らずだが,私が知る限りは学生,TAさらには大学に好評のようで,当事者(学生,TA)からすると,次年度も,というより,新司法試験まで同じメンバーでゼミを続けたい,という声が多い。まあ,ボランティアなので,すべてを公平に,というのは義務付けられているわけでもないし,現実的でもないので,このまま,という選択肢も有力だが。