Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

司馬遼太郎

昨日,司馬遼太郎「峠」を読み終えた。


つい3年前までは,司馬遼太郎作品を一度も読んだことがなかった。司法試験の受験直前になってなぜだか無性に読みたくなり,試験が終わった直後,すなわち2年少々前に「坂の上の雲」を手に取り,


を読んだ。いずれも幕末から明治を扱った作品(数が多くて面倒なので,amazonへのリンクなし)。いずれも印象に残っているが,坂本竜馬と,河井継之助については,司馬遼太郎自身が好きだったんだなあ,と感じさせる(これとは対照的に,乃木希典西郷隆盛についてはあまり好意的に書かれていない)。


上記の作品は,順不同に手に取ってみたが,今思えば,「世に棲む日日」「竜馬がゆく」あたりから読み始めて,「翔ぶが如く」「坂の上の雲」というように,年代順に追っていくと感じ方が違ったような気がする。


次に読むとすれば,


あたりかな。