Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

非常ベル

先週末,妻が外出中のできごと。

次男が「大」をしてしまって,オムツの取り換えに苦戦していたところ,来客を告げるインターホンが鳴った。


おそらく土曜の夕方配達を依頼した宅配便であろうと思ったので,長男に「出て,(マンション入り口を開錠する)ボタンを押して」と隣の部屋から呼びかけた。


受話器を取ってみたものの,ボタンがわからない様子。「ボタンはひとつしかないだろ!」と,語気鋭くなってしまった。「わからん!」「どれでもいいから押せ!」こちらもオムツとの格闘が終わらないため,だんだんエスカレート。


しばらくして,マンション廊下に「ジリジリジリ」と非常ベルの音が鳴り響く。その音が鳴ってもなお,「こんな時間に点検か・・」ぐらいにしか気づいていなかったが,途中で「ハッ」と気づいて,尻丸出しの次男を放置してインターホンに駆け寄ると,非常ボタンのカバーが押し込まれてボタンが押されている。


「ばか!だれがこれを押せっていった!」と怒鳴ってみたものの,止め方もわからない。玄関には荷物が届く気配。廊下は大音声。下半身裸の次男も物珍しそうに廊下に出てくる。


ようやく落ち着いて荷物を受け取って,インターホンに戻って「止め方」を読みながらボタンを元通りに戻す。


インターホンの対応ぐらいは当然やったことあると思っていたが,よくわからないところを急かされて,間違えた上に大きなベルの音と,親父の雷が落ちてきて,完全にいじける長男。