昨日は,母校LSのオープンキャンパスに一卒業生として参加した。
昨年も同様に参加して,LS受験を検討している人たち相手にいろいろな話をしたが,今年も主に「社会人・未修」の人を対象にざっくばらんなお話を。
ロースクール受験の希望者は年々減少の一途をたどり,業界的にはかなり厳しい状況にあるが,今年のオープンキャンパスには昨年を上回る人出で,大盛況だったようだ。
私のスタンスとしては,「ロースクールを受験されるのであれば,わが校はよいと思いますが,それ以前に,その後のキャリア,人生をよく考えて,そもそもロースクールを受験すべきかどうか,よく考えたほうがよいです」と,ネガティブトーンの話が多く,本来のオープンキャンパスの趣旨にはそぐわない不規則発言が多かったような気がする。
2,3年ほど前から,オープンキャンパスの運営に学生が主体的に関わるようになったということだが,前期試験直後だというのに,1年から3年まで非常に多くの学生が,来校者を案内したり,座談会で学内の様子を語ったりと,実にすばらしい。