長男が道場で指した将棋の結果と，一口感想を日記に書き始めた。
１カ月ほど前，ふつうの日記を書き始めた。親バカだと思うが，長男の日記を読んでみると，出来事，理由づけ，感想などがほどよくコンパクトにまとめられていて，なかなか面白いなと感じていた。特に寝てから帰ってくる平日の日記は楽しみにしていて，私のほうからも１行コメントを付記していた。
しかし，絵にかいたような三日坊主で終わってしまった。
こんどは１週間前から，道場で誰と対局し，勝ったのか負けたのか，手合いはどうだったか，という結果と，一口感想を書き始めた。ある日の日記を見てみると，
○ せんせい 四
○ せんせい 二
● せんせい
○ あにかんそう
せんせいに二まいおちでかったのがうれしかったです。
とある。先生と四枚落ち，二枚落ちで連勝し，平手で負けたようである。「あに」とは誰かわからないが，「名前は知らないお兄ちゃん」だそうだ。さらに別の日は，
○ つよいおじさん
○ ともだち
● ともだち（ご）かんそう
いごもたのしかった。
となっていた。毎日入り浸っているようでも，名前のわからない相手ばかりと対局する日もあるようだ。それにしても，「つよいおじさん」とは・・・謎である。ちなみに感想は，「囲碁も楽しかった」を意味するらしいが，いつのまにか道場で囲碁のルールも覚えてきたらしい。三局目の「ともだち」に負けた「（ご）」とは，「碁」を意味するのだろう。ちゃんとルールをわかっているのか甚だ怪しいが。
ところで，先日，道場で保育園時代の仲良しの友だちを見かけたようだ。まだ先生とは十枚落ちのようだが，その子も熱心にほぼ毎日通い始めたという。いいライバルになってくれればなあと思う。
