正月に帰省した際，長男にせがまれて地元の道場に行ってみた。
その道場は，将棋連盟東海支部の道場で，１月２日だからお客さんなんていないかな？と思ったが，ぎっしりと人で埋め尽くされていた。その数，５０人ぐらいはいただろうか。
さっそく対局カードを作ってもらい，段級位を聞かれたので，控え目に「４級」と記入した。２時間弱で６局こなしており，結果は２勝４敗。初段クラスの人と飛車落ちで勝ったりしたものの，２級の人には香落ちで負けたり，５級の人にも平手で負けたりしているので，「４級」という自己申告は控え目でも何でもなく，実力相応だったのかもしれない。
はじめての場所だったため，いつものように長男ひとりを道場に置いて出かけるわけにもいかず，私も将棋を指すことにした。実は，長男に将棋を教えて以来，約１年になるが，昨年１１月に奨励会員と指導対局をしてもらったときを除くと，長男以外の生身の人間と将棋を指すのは初めてである。私はさらに控え目に「５級」と自己申告し，２局戦ったが，結果は１勝１敗。長男との勝負とは違って緊張感もあり，意外に楽しめた。
思ったより勝てなかったものの，長男もそうとう楽しかったようで，これから帰省するたびに行くつもりらしい。
