二回試験3日目が終了した。3連休を挟んであと2日。
毎日7時間半も読んだり書き続けるのだが,それなりに慣れてきたつもりだったので,体力的には問題ないと思っていたけれど,今日の3日目(検察)が終わった時には,かなりグッタリときた。途中に休みがはさまってくれて助かる。けれど,緊張感を維持するには3日の休みはちょっと長い。
試験問題は,各科目とも実際の事件をアレンジしたもので,裁判科目ならば裁判官としてなど,それぞれの立場で結論および考え方を論じることになる。毎回配布される資料は多いと100頁を超える。
登場人物(犯罪の疑いをかけられた者だったり,捜査官だったり,また民事事件であれば争いの当事者たち)は,もちろん仮名なのだが,ちょっと出題者の遊び心のある名前なので,緊張してページをめくりながらも,ときどきニコリとしてしまう。
例えば,初日だったか,二日目だったか,民事科目の当事者(原告・被告)は,力石徹男と矢吹丈二とか,そんな名前だった*1。さらに,今日は,主人公として清水次郎と森野石松が登場するし,検察官は久利生だし,他にも土方歳三や近藤勇をもじった名前の登場人物が出てきた。駐車場の管理人らしき人物の名前は「月極さん」だし,青森の人として「大間真黒(おそらくマグロと読む?)さん」が登場するし。ネーミングに統一感はなさそう。
そうなってくると,新たな登場人物が出てくるたび,「これは何をひねった名前か?」などと,余計なことを考え始めてしまうので困ったものだ。
*1:記録,問題文ほか,メモ用紙を含めすべて答案提出後に回収されるため,内容の正確性はわからない