今の身分は,「新第61期司法修習生」ということになるのだが,新61期生は約1800人ほどいる。
その修習生は今,それぞれの修習地に散らばっている。東京はもっとも多い。350人ほど配属されているらしい。人数の少ない配属地では,20名程度だったりするようだが。
前にも書いたが,修習は,(1)民事裁判,(2)刑事裁判,(3)検察,(4)弁護をそれぞれ2ヶ月かけて順番にこなしていく。なので,同じ地に配属された修習生は4つの班に分けられる。東京の場合,ここで4つの班に分けてもまだ1つの班に90人弱が所属することになる。基本的に当面の8ヶ月は,この「班」が活動単位になるようだ*1。
ただ,東京の場合,3つの弁護士会があるため,弁護修習の期間は,1つの班がさらに3つに分けられる。私の所属するサブグループは42名。修習開始後,いきなり合宿があったが,いろんなロースクール出身者がいるし,ロースクールにいた頃と同じく,多様なバックグラウンドを持つ人がいる。
驚いたのは,この42名の中に,私が最初に入社した会社の出身者(退職者)が私を含めて3人もいたこと。どうやらあの会社を辞めた後にロースクールに行った人が多い,とは聞いていたが,こんなにゴロゴロいるとは思わなかった・・(単なる偶然だと思うけど)。もっとも,私は間に別の会社を経由してロースクールに入っているので,他の2名とは在籍期間がほとんどかぶっていないのだが。
*1:ほかに集合研修では「組」単位で活動することになる