長男の恐竜ブームは落ち着く気配を見せないが,最近では,「どうぶつ」図鑑にもはまっている。
当然のことながら,資料の乏しい恐竜の世界と違って,動物図鑑は写真,データが充実している。種類も豊富だ。そういう意味では,征服し甲斐のある領域なのかもしれない。脇目も振らず図鑑を読みふけっていることが多い。
そんな折,「図鑑に載ってない虎がいるんだよね」と言い出した。確かに,ほ乳類だけでも数千種類いると言われているだけに,子ども向けの図鑑にすべて載っているわけではない。以下のやりとりは,
父「で,載ってない虎って,どんなの?」
子「『ワコウ虎』っていうんだけど」
父(修習生にとって,「ワコウ」という響きには敏感に反応してしまう)「ワコウドラ?聞いたことないな。何に出てくるの?」
子「『おお牧場は緑』の歌に出てくる」
父(出だし部分を思い浮かべるが,少なくとも虎が出てくるような歌ではなかったはず)「どこに?」
子「『おー聞け歌の声,ワコードラが歌うのか』のところ」
父「・・・若人等か」