Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

崖から落ちる

紅葉シーズンということで,家族で高尾山に出かけたのだが,ちょっとしたハプニング。


ハイキングコースの途中で,小休止していたところ,長男が,いっしょにいった友だちとふざけあっているうちに,急に視界から消えた。どうやら,小道の縁は崖のようになっていたらしく,そこから滑り落ちたようだ。


慌ててその斜面(角度しては「土手」という感じだが,潅木やら雑草だらけの斜面)の上から覗き込んだところ,1メートルぐらい下に長男がひっかかっていた。枝やら落ち葉やら土やらに囲まれて,まるで身動きがとれない。


その斜面を慎重に下りて,長男のところにたどり着く。一瞬で顔や髪,服が泥・土だらけになってしまったが,なんとか抱えだして上を見上げたところ,とてもたくさんのギャラリーの視線を浴びていた。


汚れたこと以外は,かすり傷なく,運が良かった。まぁ,落ちるところまで落ちてしまったとしても,5メートルほど下には,別の道が通っていたので,際限なく落ちるということはなさそうだったが。


この程度で済んだので笑い話ですまされるが,もう一つ,運が良かったのは,たまたまその現場に妻が居合わせなかったこと。もしいたら,卒倒していたかもしれない。


<子どもの発想は面白いなあと感じたこと その1>


家に帰った長男は,「今日,崖から落ちたこと,ニュースでやってないかなぁ?」とテレビ番組をチェックしていた。


<子どもの発想は面白いなあと感じたこと その2>


いっしょにいった友だちは,「山登りに行く」ということで,「宝探しをするんだ」と意気込んでいた。しかも,そのために持参した道具は,なぜかプラスチック製のハンマー。