Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

慣らし保育

クルマの暖機運転みたいなものだが,保育園にも「慣らし保育」というのがある。


これは,保育園に制度として用意されているわけではない。今まで親元を離れたことがない小さな子を,いきなり10時間ぐらいも他所へ預けるのだから,始めは短めの時間にして,少しずつ伸ばしていきましょう,というものである。そういえば,小学校の場合,最初の1ヶ月ぐらいは毎日午前中で帰ってきたような気がする。


暖機運転について,必要論,不要論があるかと思うが,慣らし保育についても,必ずしも必要だとされているわけではない。慣らし保育をするとしても,どのくらいの期間,どれぐらいの勾配で慣れさせるか,というルールがあるのかどうかも知らない。


わが家の次男は,来週から保育園に入る。今まで,母または父のいずれかがそばにいたことを思うと,いきなり10時間はキツいかもしれない。というわけで,本日,午前中の3時間,一時預かりをお願いして,気休め程度の慣らし保育を行った。


まだ8ヶ月ということで,人見知りすらしないのだから,まあ,家だか保育園だかわかるものでもなく,そんなに問題はなかろう,と高をくくっていた。3時間後に迎えに行った結果は,「家とは違う,ママはいない,という感じで,だいぶ泣いてました」ということだった。


こりゃ,来週からしばらくは大変だろう。保育士さんたちはプロなので,そこのところうまくやってくれると期待しているが。