Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

とある独立行政法人のつづき

約半年前のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/redips/20061129/1164808123)で,「原則と例外」の話を書いたのだが,その続報がある。


結局,このときは,こちらが学生支援課にいくら説明しても,取り付くしまがなかったし,直接,独立行政法人の担当と交渉する術がなかったために,それ以上駄々を捏ねるのをやめた。そして,やむなく,納得しないまま先方のいうとおりに書類を変更し,必要書類を提出した。


そして半年後,「○○の不備について」という書面が,当該独立行政法人から届いた。


実は,半年前のやり取りの際に,2箇所の指摘を受けていたのだが,そのうちの1箇所(Aとする)については事情を説明した上で,認めてもらっていた。そして残りの1箇所(Bとする)については,上記のとおり,指摘どおりに変更していた。


今回届いた「○○の不備について」という書面には,その中で,認めてもらっていたはずの箇所Aについて,「不備です」というツッケンドンな赤ペン文字が記載されていた。これには参った。


もう卒業しているので,大学の窓口を通す必要はなく,さっそく当該独立行政法人の担当まで連絡をとって,「どういうことか?」と問い合わせた。


予想どおり担当者は,「原則ですから」と,思考停止コメントしか返さないので,「話のわかる人に変わって下さい」とお願いした。そこで,別の担当者に対して,私のケースでは,何ら趣旨に反していないことや,すでに事情を説明の上で,一度はOKをもらっていることなど,これまでの経緯を説明した。


あっさりと,「こちらにはそういった経緯が残っていなかったため,迷惑をかけました。その文書は無視してください」ということになった。


よくよく話してみると,どうやら昨年もめた部分Bについても,個別の事情においては,当初の記載どおりで問題なさそうである。しかし,一度は,諦めて書類の変更に応じてしまっているため,改めるには,また面倒な手続が必要になるから,こちらはそのままにした。


いい加減な運用に呆れるばかり。


どうも具体的な話を書けないために,わかりにくくて,単なる愚痴になってしまった・・・