こういう生活を続けていると,なかなか家族サービスも停滞しがちである。
ここ1,2年は,長男もいろんなことに興味を持ち始めているので,「恐竜博物館に行きたい」「ディズニーランドに行きたい」「新幹線乗っておばあちゃんのところへ行きたい」などと言い出したりする。
そんなとき,「じゃあ,試験が終わったらね」といって,弁済期を司法試験終了時とする手形を切る。債務の管理ができていないから明らかではないが,相当な債務を負担しているに違いない。おそらく,休日の数,予算などを考慮すると,期限の到来とともに破綻するだろう。
とはいえ,今のところ,「試験終わってからね」といっても,「いやだ,今すぐ連れて行け」ということにはならない。まだ,父親として若干の「信用」が残っているらしい。