この時期になると,試験に向けて勢いがついたり,逆に不安になったりするものだが,前に自分ができたことができなくなったりすると,不安は増幅する。
9月から12月にかけて,現行択一試験の問題を平成5年ごろまで遡って解いたのだが,1月後半から2回目(ものによっては3回目)を回している。
不思議なことに,3ヶ月も間隔があくと,「こんなの,前にやったことあるかな?」という感覚になってしまうほど,内容を覚えていない。ある意味,新鮮な気分で問題に向かうことになるので,3ヶ月前の自分からどれだけ実力が伸びたのか計りやすい。
とりあえず,現時点で,年度別科目別で見てみると,16勝7敗5分。こうしてみると,確実に伸びているようにも見えるが,「7敗」が気になる。3ヶ月前にやったときよりも,点数が低くなる確率が,4分の1もあることになる。1点下がっただけであれば,誤差の範囲として許されるとしても,2点以上下がったケースが3回ある。
さらに,個別の問題で見る限り,相当な割合で,前回正解したのに,今回間違えた,という問題が増える。この原因を振り返ると,
- 単純に問題を読み間違えた
- 下手に知識が増えたおかげで,問題文を深読みして間違える
というところが考えられる。特に,後者の点については,今後も一定割合で発生することが予想されるので怖いところである。