Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

ミュート

子育てに関わるモノの中で,もっとも「あってよかったなあ」と思うのが「おしゃぶり」である。


もちろん,赤ちゃんが生きてく上で,オムツも必要だし,ふとんや,洋服,ベビーカーなどは必需品である。これら必需品を除いて,あってもなくてもよいように見えて,かなり必要なモノといえば,おしゃぶりだ。


詳しいことはよくわからないが,おしゃぶりには,鼻呼吸ができるようになる,など,赤ちゃんのカラダ,成長にもよい面があるらしい。しかし,そんなことよりも,親の立場からすると,おしゃぶりの最大の効能は「ミュート」機能である。


大音声で泣く赤ちゃんに,常にかまっていられるわけではないし,あやしても常に泣き止むとも限らない。そんなときに,口にはめると,泣き止むことが多い。


長男のときは,おしゃぶりの存在を当初は知らず,4ヶ月頃になって試してみて効果におどろいた。その後,長男は2歳で卒業するまで,おしゃぶりの達人となった。どんなに泣いていても,かなりの高確率で泣き止むし,眠っている時におしゃぶりがポロリと口から落ちても,寝ながら手探りで探し出し,無意識に口にはめる,という技まで体得していた。


そういえば,1歳の頃,一泊旅行する際に,うっかりおしゃぶりを忘れてしまって,旅行先でえらく苦労したこともあった。旅先で,なんとかおしゃぶりをみつけて買い与えてみたものの,銘柄が違ってお気に召さず,まったく使ってくれなかったものだ。


次男は,1ヶ月頃から与え始めた。今のところ,まだ上手に使えないので,口に当ててみても,すぐに落としてしまう。だから,現時点では「ミュート」機能は最大限に活かしきれていない。今後,彼がおしゃぶりをうまく使いこなすかどうかにかかっている。


もっとも,おしゃぶりの使いすぎには,

http://d.hatena.ne.jp/redips/20060531

というような弊害もあるので要注意である。