隔週金曜日は,保育園でお絵かきの先生が来るらしく,毎回そこで書いた作品を持って帰ってくる。
いつもなかなか面白い絵を描いてくる。今日も,私が帰宅すると,「書いたよ」といって,輪ゴムでとめた画用紙を渡された。
ところが,輪ゴムを解いてみても,その画用紙には何も書いてない。しかし,よくみると,なんだか少し薄いシミのようなものが見える。
なるほど,これはいわゆる「あぶり出し」というやつだろう,と思って,さっそくガスレンジに火をつけて,あぶってみた。
・・・しかし,しばらくあぶってみても,何も出てこない。そのうち,手も紙も熱くなって火を止めてしまった。長男に聞いてみても,「ちゃんと書いたのに」というだけで,いったいどうしてせっかく描いた絵が消えてしまったのか,まったく謎である。