Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

2007年スタート

2007年がスタートした。言うまでもなく,今年は新司法試験が最大イベントの一つになる。


年末に1年を振り返って何か書こうと思っていたけれど,時を逸した。そこで,データおよび昨年末のエントリに基づいて振り返ってみる。


まず,司法試験受験生というか,ロースクール最終年度は,オンオフの切り替えがない1年間であった。つまり,どんなに仕事に忙しい1年であっても,まったく仕事に関わらない完全オフ日というのが月に数日(希にゼロの月もあったりするが),年間数十日程度は確保される。しかし,昨年振り返ってみると,完全に勉強時間がゼロだった日というのは365日中,5日しかなかった。しかも,その5日は,帰省していた1月1日と,2日,そして夏に大きく体調を崩したときの3日間だけである。今年も,とりあえず試験が終了するまでは完全オフ日は作らない予定だ。


そして,2005年の年末に挙げていた反省点3つ(http://d.hatena.ne.jp/redips/20051228/1135773341)についても振り返ることにする。


1つ目の,「演習の予習に時間をかけすぎた」という点については,改善されたように思う。そもそも,3年次はあまり予習に時間がかかるような科目ではないが,適度に手を抜きつつ,他へ時間を回せたと思う。


2つ目の,「書く練習をしなさ過ぎた」という点についても,改善されつつある。定期的に書く機会を設け,他人の目を入れるようにした。さしあたり,1日4時間,6時間ぐらいの答案作成でも,集中力と右腕の筆力がキープできることも確認できた。


3つ目の,「長期休暇の過ごし方」については,反省点はあるものの,2年次よりは数倍マシになったと思う。しかし,あと1ヵ月後には大学のカリキュラムが完全に終了し,約3ヶ月間のラストスパートが始まるので,そこの時間の使い方をどうするか,というのは先日書いたとおり,大きな課題である。