Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

やること多い

昨日,スケジュールを立ててみて,あらためて「やることが多い」と感じた。ここでは,その例を。


短答対策として,気づいたら,いわゆる「肢別本」(一問一答形式の問題集)が7科目分すべて揃っていた。通学時間中にずっと回していたので,各科目,最低1回はまわしているはずだが,1回見ただけですべて記憶できるほど甘くない。最低,あと1回,まわそうとしても,全部で7000問以上ある。1時間に150問ぐらいは進むが,それでも,40時間以上かかる計算だ。


仮に現行の択一過去問を15年分ぐらいやり直すとどうなるか。少なくとも1回は解いたことあるが,だいぶ時間が経っているので,2回目だからといって早くなるものでもない。解くのに1年分で3.5時間。見直しに1.5時間とすると,15年分で75時間かかる。


仮に百選を斜め読みし直すとするとどうなるか。これはどういう読み方をするか,1つの判例にどれぐらい時間をかけるかによって大きく変わる。仮に比較的ゆっくり目に,1時間で4つの判例を消化するとした場合,主要な判例百選で1500以上の判例があるから,400時間近くかかる。残り14週にならすと1週で30時間近く必要になるから,このやり方はもはや無理だ。


・・などと,「やったほうがいいかな」と思うことをすべて挙げて,それぞれの想定工数を比較的コンサバに見積もると,時間が足りないので,割り切りと取捨選択が重要である。