Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

生後1ヶ月

次男が生まれてから1ヶ月が経過した。当ブログでは,この1ヶ月どちらかというと長男の話題ばかりであった。


確かに,生まれたばかりの子どものことで,父親が直接関われる出番は少ない。だから,「子育て」といっても,家事をいつもよりも負担したり,長男の相手を増やしたり,といった側面的な支援にとどまる。


そんなわけで,私の口から「生まれたばかりの赤ちゃんは,やっぱり大変なんだけど,二人目だと少しは楽かなあ」なんていうのは若干はばかられる。それに前にも書いたように,一人目のときは仕事がハードで,ほとんど毎日深夜に帰宅していたから,よく覚えていない。


というわけで,残っているデータをベースに客観的に比較してみる。生後1ヶ月時点での授乳回数は,一人目は一日平均10回程度だったところ,二人目は一日7〜8回に減っている。また,初めての外出は,一人目は生後31日目だったところ,二人目は生後21日目である。これだけ見てみると比較的楽になったようにみえなくもない。


次に,二人目が生まれたことによる長男の変化について。


保育園では,小さいところでは生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃんがいて,長男も毎日赤ちゃんに接していた。幸い,次男が生まれる前から,赤ちゃんが好きだったようで,今回「弟」が生まれることを楽しみにしていた。


そんなわけで,家でも何かあるとすぐに世話を焼きたがる。とはいえ,「世話」と「余計なお世話」は微妙なところで,寝ている耳元で鈴を鳴らしたり,力の加減を知らないまま頭をなでようとしたり,目を離せない点もある。心配されたいわゆる「赤ちゃんがえり」もない。


最後に,自分の変化について。


さすがに,新司法試験まで200日を切ったところでこうなってしまうと,だいぶ勉強時間を減らされて大変だろうなーと心配していた。確かに,この1ヶ月だけ見てみれば,休日に図書館へ出かけたり,平日に夜まで学校に残ったり,ということはまったくできなくなった。


しかし,これまたデータを見てみると,短い時間のやりくりを工夫した結果,1週間単位で均してみれば,勉強時間の減少は前期と比べて5〜10%減にとどまっている。感覚的には「ずいぶん勉強する時間が減ってしまった」と思ったのだが,こうして客観的に見てみれば影響は最低限にとどまっている。データを記録しておいたおかげで余計な焦りをしなくても済んだところである。