Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

各科目の略称

今日で3年前期期末試験も終了した。これで定期試験は5回終わったが,今回がもっともモヤモヤ感が残る,というか達成感が味わえない試験だった。


そんなわけで,いくつも課題が浮かび上がり,そんな気持ちを忘れないうちに,夏休み〜3月頃までの中長期計画を立てることにした。計画の中身はさておき,ひとつどうでもよいことで悩ましいことがある。


それは,科目の略称である。スケジュールを立てたりするときに,いちいち「民事訴訟法」などと書いたりしないから,略称を使いたい。一般に,新司法試験科目の場合,憲法,行政,民法,民訴,商法,刑法,刑訴,労働と2文字使えば,十分に各科目をユニークに識別する表現が可能なのだが,自分としては,1文字で何とかならんものか,と考え始めてしまって困った。


憲,行,民,と,ここまではよいが,民訴については,「民」では「民法」と同じだし,「訴」にすると,刑訴で困ってしまう。まあ,でもここは早い者勝ちということで,民訴に「訴」を割り当てることにした。商法の「商(もしくは会)」,労働法の「労」,刑法の「刑」も問題ない。残る刑訴の場合,「刑」も「訴」も使われてしまったので,割り当てる文字がない。こんなふうに困ったときには,「ケ」とか,「け」を割り当てて,強引に済ませる方法もあるが,漢字の中にひらがなが混じるのも美しくない。


困った挙句,刑訴には「後」を割り当てることにした(本学の人であれば,刑訴をメタファーする文字として最適なのではないかと思う)。