Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

サマースクール迫る

保育園では,1月にウィンタースクールがあったが,今月はサマースクールがある。


このイベントは,これまでのもので最大である。というのも,いわゆるお泊り保育というやつで,親と離れて園で保育士さんやお友だちといっしょに寝泊りする,というもの。3歳児以上で実施しているので,今年初参加ということになる。よく考えてみれば,今まで父と子のみ,母と子のみ,という組み合わせは多々あったが,生まれてこのかた,両親と離れて一晩を過ごしたことがないから,どうなることやら楽しみである。


今から約30年前,自分の幼稚園時代にも同じような催しがあったことをよく覚えている。しかし,当時は年長組(5歳児)のみであった。3歳児から一晩中子どもを預かるというのは,園としてもかなりの負担であろう。


ちなみに,私のときは,サマースクールなどといった現代風のネーミングではなく,夜間保育と呼んでいた。それを聞いた幼稚園児の私は,「やかんほいく」とは,「やかん」が登場すると思い込んでおり,いったい何が始まるのか,当日までよくわからなかったものだ。


余談ついでに,夜間保育時代の思い出がひとつだけ残っている。夕食後に園長先生が,「大きくなったら何になりたいか?」とみんなに聞いて,ひとりずつ順番に答えさせていった。最初に答えたのは,プロ野球選手の息子だった。彼の父は中日ドラゴンズの中心選手で,板東英二氏が歌う昭和49年優勝時の「燃えよドラゴンズ」にも登場している。当然彼は,「プロやきゅうせんしゅになりたい」と答えた。そして,次の子も「プロやきゅうせんしゅ」と答え,そしてその次の子も。確か男の子は全員が意味もわからず「プロやきゅうせんしゅ」と答えたと思う。このあたりが私の記憶に残る,もっとも古い出来事である。