Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

連絡帳廃止の理由

以前,3歳児になってから連絡帳が廃止された話(http://d.hatena.ne.jp/redips/20060407/1144413528)を書いたが,その件が昨日の保護者交流会で話題になった。


わが家だけに限らず,保育園に長時間子どもを預けている家庭はみんな忙しいから子どもと接する時間が限られる。それだけに,毎朝書くネタに困りつつも,保育園側からのひとことが返ってくると,安心する部分があるものだ。そんなわけで,3歳児になって連絡帳が事実上廃止されたことについて,「なぜ?」という疑問が生じるのも無理もなかった。


その疑問(というより継続の要望に近い)に対する保育園側の回答はこうだ。

  • 「やはり3歳児さんになりますと,みなさんおしゃべりもだんだん上手になってきますし,」

と切り出した。要は「子どもが自分で園での様子を話せばよいし,親は聞きたきゃ子どもに聞けばよい。なにかあればもちろん,連絡帳に書く」ということだ。この説明には,その場にいた親たちは,私も含め,ほぼみんな「なーるほど」と思ったようだ。


ところが,今のところ息子はあまり園での様子を自分から語らない。これは男の子全体にいえる傾向のようだ。「何やったの?」とオープンクエスチョンで聞いても,気が向いたときにしか答えてくれないし,「散歩に行ったの?」とか,クローズドクエスチョン(Yes/No)で聞けばなんとか答えてくれるレベル。こういう点は女の子のほうがよくしゃべってくれるのかもしれない。