Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

予習時間の推移

感覚的に,「2年の前期は予習が大変だったけど,徐々に楽になってきたなあ」と感じる人は多いし,私も現にそう感じている。


以前から,現在の状況を客観的につかむための指標として「勉強時間」を記録している。この勉強時間は「授業等の時間(A)」,「授業のための時間(B)」(予習,レポートなど),「授業と直接関係ない勉強のための時間(C)」という3つに分類して記録しているが,それをちょっと見てみると,冒頭に書いた傾向は顕著である。


2年前期は,(B)が週30〜40時間程度である。この時間は出された課題に費やす時間も含むから,それなりにバラつきが大きい。一方,(C)はほとんどないといってよい。つまり,2年前期は授業の予習,課題の対応のみに追われていた。


これではまずい,と思って2年後期から予習の手間を省いた結果,(B)は週8〜16時間程度まで減った。そこで浮いた時間を原資に,理解が怪しい科目を中心に復習に費やすことができた。(B)+(C)のトータル時間は2年前期とほとんど変わりないようだ。


3年前期は,まだデータが少ないが,おおむね2年後期と傾向が変わらない。ただし,(B)が時期によって大きくぶれる。基本的に予習を一所懸命やらなきゃいけない科目はないのだが,提出課題,グループワーク等に時間がかかるようになった。それだけに,計画が立てにくくなってしまった。


ちなみに1年次についてはデータが残っていないが,そもそも講義の進捗に合わせて基本科目を理解する,というステージだったから,(C)に相当する時間はなかったに等しい。