Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

2006修了式

昨年も修了式の模様について書いた(http://d.hatena.ne.jp/redips/20050320/1111321949)が,今年もまた,修了式があった。これで3度目である。


修了式は,会場キャパやプログラムの都合から,2回に分けて行われる。昨年は,0歳・1歳児のグループに参加したが,今年は,2歳児,3歳児,4歳児,5歳児グループに参加した。


昨年も,修了式には感動があり,涙を誘う式典であることを書いた。今年は,卒園式をかねていることや,3月いっぱいで退任,退職される先生のあいさつがあったことなどもあって,昨年以上に感動を呼ぶ式典であった。


歌の発表も,1年間の進歩を感じさせる。0歳児のときは,泣き声大会だったし,1歳児のときは,整列するという秩序維持はされていたものの,みんなが声をそろえて歌うという感じではなかった。しかし,今年はみんな口をそろえて(かなり音痴だが)きちんと歌っていた。


途中で,「お別れの言葉」というコーナーがある。これは,小学校の卒業式などでもおなじみのもので,在校生と,卒園生が交互にひとことずつ言葉を発するものだ。これがなかなか不思議で,

  • 「いっしょにたべた給食,おいしかったね」
  • 「小学校にいっても,ぼくたちのことわすれないでね」
  • 「わたしは,かけっこがたのしかったよ」


などと,ベタなセリフを,みんな棒読みするだけなのだが,なんとなく,そのセリフからたくさんのものが想起される所為か,親たちの心には深く響く。自分の子が卒園するときなどは,もっともっと感慨深いものになるんだろうなあ。