Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

バナナから食べてる

息子は,最初に覚えた言葉が「バナナ」というぐらい,0歳のときからのバナナ好きである。


多い日では1日,2〜3本。平均して1日1本ぐらい食べる。うっかり買い置きをし忘れると,機嫌が悪くなるときもある。近所の八百屋さんでも,いつもバナナを買いに来るから,「バナナちゃん」と呼ばれたことがある。そして,カゼを引いたとき,食欲がないときも,バナナだけは必ず食べてくれるので,とても助かる。


当然,食事のとき,バナナは最後に食べさせることになる。しかし,どうもバナナが目に入ると,先に食べたくなってしまうらしい。しかし,そこで「バナナは全部食べてから」と言い聞かせることによって,バナナ欲しさに,野菜なども完食するように仕向けられる。そんな感じで,息子の中では,「ごはんを全部食べる→バナナが食べられる」という図式が出来上がっているはずだった。


話は変わって,先月,ウィンタースクールと称して,雪遊び遠足に出かけたときの写真が配布された。あのときは,スキーウェアをわざわざ用意するかどうか迷ったものだが,集合写真を見ると,みんなそれなりのウェアを用意していたから,雨カッパと長グツで済ませなくてよかったと思う。そして,配布された数枚の写真のうち1枚から,重要な事実が発見された。


それは友だちと弁当を食べているシーンの写真だが,その片すみに息子の弁当箱が映っている。よくみると,おにぎりなどは,まだキレイに弁当箱に整列して残っているのだが,バナナは皮だけしか残っていない。


なんだかんだいっても,所詮は3歳の子どもである。親の制御が効かない場所では「好きなものから食べる」という原理が支配しているようである。