Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

移動式書庫の中身

先日,K大学の図書館は,法学部があるわりには,法律関係の蔵書が古くて大丈夫か(特に憲法)?みたいなことを書いた(http://d.hatena.ne.jp/redips/20060210/1139575903)けれど,新たな事実が判明。


別のフロアに,移動式の書架があることを発見。そこをみてみると,憲法の新しい体系書などが揃っていた。しかし,周りには,移動式の書架だけあって,とても古くて資料としての価値が高いもの(大日本帝国憲法関係の,明治から昭和初期の記録など)と並んで,新しい本(なぜか伊藤真憲法入門まで)もビッチリ閉じられた書庫に眠っている。少し不思議な光景だ。


前は,芦部,樋口,長谷部などが置いてない,と書いていたが,これらも置いてあった。しかし,これらはよく使われるはずの本だから,ふつうの書架に置いておけばよいのに,と思う(学生が試験期間中に持っていってしまうのを避けるためだろうか?)。